長江デルタの一体化発展に関するあれこれ
2030年までに長江デルタ都市群を建設、世界的な影響力を備えた世界レベルの都市群を完成させるという壮大な計画が打ち出されている。その上、上海は2035年までに世界的にすぐれた都市に発展することを目指している。
上海には上の目標を実現するための有利な条件が備わっている。
○長江デルタ地帯の面積は、中国の約26分の1しかないが、経済の総量が中国経済全体に占める割合は4分の1にまで達している。それは上海の地理的優勢である。
○上海には医療、教育、文化などのサービスが完備している。
○現在、上海で仕事をしている外国人は20万人を上回り、全国の4分の1に達している。その上、上海で設立された外資系企業は、7万社余りに上がり、それらの納税総額は上海の税収総額の3割近くを占め、さらに上海の工業生産高と輸出入総額への貢献度はどちらも3分の2に達している。