上海はさらなる拡大開放に向けて 100の措置を打ち出し
上海は開放的な発展を加速させ、開放的な経済システムを構築するために、次の8つの方面をめぐって、100の重要な開放措置を打ち出した。
〇上海自貿区の建設を進める。
海外からの投資のネガティブリストの管理モデルを築き上げ、外商投資を誘致し、改革・革新を深め続ける。
〇中国国際輸入博覧会の開催に全力を尽くす。
全世界から優れた商品とサービスを誘致し、グローバルの輸入貿易の促進ネットワークを構築する。より効率高いビジネス環境を作り上げ、貿易の自由化と便利化を促し、国際マーケットにおける影響力を向上させる。
〇金融機構の集中と金融マーケットの開放を力強く促進する。
海外投資者の投資範囲、チャンネルと規模を拡大し、海外金融マーケットとのコネクティビティを強化する。金融製品・サービスを革新し、金融監督管理を着実に強化する。
〇現代サービス業と先進製造業の開放を進める。
専門的サービス業において、外資を導入し、グローバル経営と管理の分野の人材を育成し、専門的サービスの国際化水準を高める。自動車、飛行機、船舶などの産業の対外開放を機に、製造業をアップグレードし、「上海製造」のブランド力を向上させる。
〇開放的なプラットフォームを築き上げる。
科学技術金融、現代物流、教育、医療などにおいて、国際ハイエンド要素を集め、高いレベルのプラットフォームを構築する。
〇知的財産権の保護を強める。
司法と行政からの保護を強化し、知的財産権の権益侵犯行為を防止し、海外での知的財産権を保護する能力を高め、知的財産権のグローバル管理に積極的に参加する。
〇外と内の開放を促進する、「引進来」(導入)と「走出去」(海外進出)をともに重視する。
資金、科学技術、人材の誘致に重点を置き、企業のグローバル戦略を推進し、長江デルタの一体化発展を促す。
〇国際一流のビジネス環境を作る。
審査の手続きを簡素化、公平で秩序ある競争環境の確保に努める。