浦東新区の産業創新センターがスタート
このごろ、上海で初めて法人化モデルで運営する、研究成果の転化を主な内容とする浦東新区産業創新センターが浦東でスタートした。
同センターは各方面の科学技術革新資源を統合・集積し、新興産業を持続的に育成し発展させ、実体産業の革新を促進し、経済成長に向けた新モメンタムを形成することを発展の目標として掲げている。
同センターは理事会、コア機構、専門家諮問委員会という三つの構成からなっている。
・理事会は政策決定を行う。
・コア機構は同センターの日常運営と管理を担当し、プロジェクト法人化、オーダーメードの方案、管理の契約化に特化している。科学技術の成果の転換に高い将来性があるプロジェクトを誘致し、産業技術革新のハイレベル人材を導入し、科学技術の成果の転換を促していく。
・専門家諮問委員会はコンサルティングを担当する。そのメンバーは技術専門家、著名投資家、リーディング企業の責任者、法務と財務の専門家など。
同センターは集積回路とコンピュータサイエンス、生命科学とバイオメディカル、航空航天、先端装備と人工知能による製造、船舶と海洋工程、フォトン科学と技術、脳科学と人工知能、量子科学、新エネルギー、新素材、モノのインターネット(IoT)、ビッグデーターなどを重点支援産業としている。