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上海集積回路デザイン産業パークは設立

作者 杜暁駿 上海浦東 2018-11-29

11月28日、上海集積回路デザイン産業パークの除幕式が行われた。同式典で上海市政府と紫光集団有限公司は戦略協力を締結した。

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写真:上海市政府と紫光集団有限公司は戦略協力を締結した。

集積回路は国民経済発展における基礎産業で、集積回路デザインは集積回路の最先端技術で、産業の発展を主導し、また産業の革新を推し進める重要な一環となっている。計画案によると、上海集積回路デザイン産業パークは浦東新区張江ハイテクパークの核心地域(コアゾーン)に位置し、総面積は3平方メートルに及ぶという。同パークは、国内の有名なデザイン企業に対するサポート、ハイレベル人材の育成、科学研究開発機構の誘致において重要な役割を果たしている。そのうえ中国国内において技術レベルが最も高く、製品の種類が最も豊富で、科学研究設備が最も完備された集積回路デザイン産業パークにすることが目標として掲げられている。

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上海市の応勇市長は「上海集積回路産業チェーンは完備され、総合的な技術力が強く、われわれは集積回路のさらなる発展のためにビジネス環境を最適化していく」と述べた。その一方、上海韋爾公司の取締役の虞仁栄氏、兆易創新公司取締役の朱一明氏、阿里巴巴(アリババ)グループの副総裁の周明氏は上海市委員会、上海市政府の後援に感謝の意を表した。彼らによると、上海の集積回路産業はしっかりとした基礎があり、大きな発展のポテンシャルがあるという。さらに将来の発展については、彼らは重点の分野に焦点を合わせ、研究開発に力を入れ、上海の集積回路産業の発展に助力し、さらに国の戦略に貢献していきたいとの意向を示している。