上海外高橋国際スマート製造サービス産業パークはスマート製造の発展に助力へ
上海外高橋グループ株式有限公司が建設した上海外高橋国際スマート製造サービス産業パークは先端スマート製造業に向けたプラットフォームで、国際貿易の便利化と専門化を目指している。同プラットフォームは国際最先端の精密数値制御工作機械、工業自動化設備、知能ロボット、3Dプリント、高精密検査・測定などの設備と技術を誘致してきた。入居したスマート製造企業に保税展示、展示品物流、部品配送、貿易代行、検査測定、トレーニング、技術交流などのサービスを提供している。
同産業パークの敷地面積は10万平方メートルに達している。去年9月までに、上海スイスセンター、アメリカ工作機械協会、ドイツ機械設備製造業連合会を含む協会と機構を誘致してきた。また、ドイツ、スイス、イタリア、スペイン、アメリカ、オーストラリアなどの国の150社の企業も入居している。グローバル工作機械トップ10企業のうち、7社は入居している。
同パークは国際輸入博覧会のスマート製造の展示取引プラットフォームとして、企業の出展に支援してきている。
第1回国際輸入博覧会では、スマートと先端設備展示エリアでは成約額が164.6億ドルとなった。そのうち外高橋スマート製造産業パークの20社余りのプラットフォームは出展し、総展示面積は1.1万平方メートル近くで、スマートと先端設備展示エリアの3分の1を占めている。
出展を順調に進めるために、スマート製造産業パークは企業らと相談し、物流の方案を立てた。去年8月から輸入博覧局展覧品物流グループ、上海海関の各部門と相談し、最適な通関方式を策定した。
スマート製造産業パークは絶えずプラットフォームの質を向上させ、プラットフォームの機能を充実してきている。輸入博覧会がきっかけで、業界トップのスマート製造企業はスマート製造産業パークに入居し、最新技術と製品をもたらしてきた。
去年11月7日、スイスTornosグループのセンターはこの産業パークに入居した。1800平方メートルを超えたセンターではトレーニング、展示、測定、部品保管などの機能を果たしている。
去年11月21日、スペインDANOBATグループ‐上海卓越センターも外高橋国際スマート製造サービス産業パークに入居した。同センターは展示、設備検査・メンテナンス、部品の保管、技術トレーニングなどの総合的な機能を果たしている。またヨーロッパと肩を並べるほどの高品質の修理サービスも提供できる。