第17回中国国際デジタルインターアクティブ娯楽展が開催=浦東
8月2日、第17回中国国際デジタルインターアクティブ娯楽展(ChinaJoy)が上海新国際博覧センターにおいて開催された。同展で発表された「2019年上海におけるeスポーツ産業の発展に関する評価報告書」によると、上海は国内三割以上のeスポーツ大会を開催し、半分近くの有名クラブの本部を構え、そしてeスポーツ施設数も近年大幅に増加し、35か所に至った。
ChinaJoyのインターアクティブ娯楽展示エリアは13万平方メートルを占め、中国と外国の関連企業300社、世界トップレベルのゲーム数千本、体験用ゲーム機5000台が集まり、最高の娯楽体験が提供されているという。うち、テンセントの「尋仙2」、「天涯明月刀」があれば、網易(ネットイース)の「神都夜行録」、「逆水寒」やConchShip Gamesの「太吾絵巻」などもある。また、EA(エレクトロニック・アーツ)の「FIFA Online」、スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー14」、バンダイナムコの「ワンピース ワールドシーカー」など、海外の優れたゲームも多数展示されている。
主催者の紹介では、「上海eスポーツウィーク」という活動はChinaJoyのと同時に行われ、ChinaJoy eスポーツ大会決勝戦、NEST全国eスポーツションゲーム、CET全国eスポーツツアーなどの競技はeスポーツウィーク期間中に開催されるという。
上海はこのほど、「本市における文化クリエーションのイノベーション発展の加速に関する若干意見」と「上海におけるeスポーツ産業の健全な発展に関する若干意見」を発表し、3から5年間で「グローバルeスポーツの都」を建設することを明確にした。2018年、上海におけるeスポーツ産業の収入額は146.4億元(1元は約15円)に達し、ゲーム開発から大会の生放送に至るまでの産業チェーンもより完備されているという。