保税区、AIと5G産業の集積地を建設
AI(人工知能)と5Gは革新的な技術として、新興産業の発展をリードし、経済的・社会的モデル転換を促進する新しいエンジンとなっている。上海自由貿易区管理委員会保税区管理局はこのほど、保税区エリアは2019世界人工知能大会の開催をきっかけとし、AIと5Gの発展を力強く推進し、新たな新興産業の集積地を形成させ、地域経済のモデル転換・アップグレードを加速し、未来に向かうチャンスを活かすと発表した。
俯瞰する保税区の全貌 写真・IC
保税区は上海自由貿易区のコアエリアであり、近年では目覚しい発展を遂げた。区内にハイクオリティのプラットフォームと企業はAIと5G技術に豊かな活用シーンをもたらした。管理局側はまた、「三高」(高橋鎮、高東鎮、高行鎮)エリアにおける統合的な発展政策に則って、保税区エリアを5Gネットワークがフルカバーで、AI活用シーンが多元的な技術の集積地に建設し、同エリアの機能的な優位性を拡大し、エリア内の企業により良いビジネス環境を提供し、質のより高い発展を推進すると表明した。
新興経済の業態について、保税区エリアはAIや5Gなどの新興産業の発展を重視し、新興産業の育成を加速している。最新のデータによると、保税区エリア内のハイテク企業は85社に達し、うち明码テクノロジーなど55社は上場の後で新しく認証されたハイテク企業となり、AI、バイオ医薬、情報技術、新材料など多分野に携わっている。ほかに、上海自由貿易区国際バイオ医薬科学イノベーションセンターや外高橋復旦科学技術園イノベーションセンターなど数多くのプラットフォームも現在機能しているという。