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杭迎偉氏、ウォルマート高層と会見

上海浦東 2019-09-30

9月26日、上海市政府副秘書長、浦東新区委副書記の杭迎偉氏はサムズ・クラブ(Sam’s Club)中国区総裁、ウォルマート(Walmart)副CEOのAndrew Miles氏一行と会見した。副区長の王華氏が同席。

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ウォルマート 写真・IC

杭迎偉氏はまず、30年近くの改革開放を経て、浦東は高度な経済成長を遂げたことを表明した。2018年浦東のGDPは1兆元(1元は約15.2円)を超え、商業地区面積は1639万平方メートルに達した。浦東は次に国際都市としての競争力をレベルアップさせ、新しい商業集積地を作り上げる一方、法治化・グローバル化・利便化のビジネス環境も積極的に構築する。そして浦東はウォルマートとの提携を期待し、ウィンウィン関係を築こうとしている、と述べた。 

それに対し、Andrew Miles氏は、ウォルマートが浦東と共に成長し、オム二チャネルサービスを提供できる小売業者となった。ウォルマートにとっての中国は世界一重要な戦略地域であり、今後浦東への投資をさらに拡大し、チャンスを掴めて浦東との共同発展を達成しようと合意した。

ウォルマートは世界最大の小売業者で、上海でショッピングエリア13か所、サムズ・クラブ2か所を構えている。サムズ・クラブはウォルマート傘下のハイエンド会員制商店で、今後5年に上海で新たな10店を開始させ、その投資額は4億ドル(1ドルは約107.9円)を超える予定。うち浦東は重要な発展地域として位置づけられている。