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杭迎偉氏、在上海スイス総領事と会見

上海浦東 2019-10-24

10月22日、上海市政府秘書長、浦東新区委副書記、区長の杭迎偉氏は在上海スイス領事館のOlivier Zehnder総領事一行と会見した。

杭迎偉氏はまずOlivier Zehnder総領事の来訪に歓迎の意を表し、次のように述べた。浦東と在上海スイス領事館は交流と提携を保ち続け、領事館が双方の関係を推進してきた。それゆえに、浦東とスイスは経済貿易、投資協力分野における目覚しい発展を遂げた。数多くのスイス系企業は浦東でプロジェクトを立ち上げ、投資提携を行っている。例えば、ロシュ(Roche)は最近ロシュ製薬上海イノベーションセンターを設置し、ABBのロボットスーパーファクトリーも建設されている。ほかにスイス銀行、リシュモン(Richemont)などのスイス系企業は浦東で業務を展開している。

杭迎偉氏は続いて浦東の概況を紹介した。同氏によると、29年にわたる発展を経て、浦東は整備されたインフラを誇り、各種要素が集積している現代化都市と変貌を遂げた。浦東新区は上海が「5つのセンター」を建設するためのコア地域として、今後も開放・イノベーション・ハイクオリティの都市を目指して努力する。一方、浦東政府は世界各地の企業により良いサービスを提供するため、ビジネス環境の法治化・国際化・利便化を推進している。浦東政府はスイス系企業の発展を揺るぎなく支援していく。

それに対し、Olivier Zehnder総領事は浦東政府を感謝した。これからの提携について、Zehnder総領事は、スイス系企業は進んだ技術を浦東に導入し、スイスも浦東企業の発展を重視し、それらの企業のスイス進出を支援する。スイスは特に製造業や生命科学、金融業分野において浦東とのさらなる提携を展開することを期待していると語った。

今年9月まで、スイスは浦東で第二次産業の製造業と第三次産業の貿易業、コンサル業などをはじめとする外資プロジェクト計290件に投資した。