世界が注目する第2回輸入博 いよいよ開催
第2回中国国際輸入博覧会の開催(5日から10日まで)にあたり、各海外メディアは輸入博に関する報道を行った。
第2回中国国際輸入博覧会 写真・視覚中国
シンガポールの聯合早報(LianheZaobao)は、第1回輸入博の開催を通して、中国は市場を開放する決意を示した。第2回輸入博も重要な戦略的意味を持っていると報じた。同じシンガポールのザ・ストレーツ・タイムズ(The Straits Times)は、専門家の観察によれば、中国の指導者層は2年連続で輸入博に出席し、中国の市場開放の姿を示し、世界各国が中国経済への信頼を高めようと指摘した。
キューバのラティーナ通信社(Prensa Latina)の報道にて、「輸入博の開催は、中国が世界に向かって市場を開放する重要な措置で、中国の質の高い経済発展や経済グローバル化を促す」ことが言及された。
フランスは今回の輸入博の主賓国の1つである。これをきっかけに、マクロン大統領は招きに応じ再び中国を国事訪問した。フランス通信社(AFP)やラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)などはマクロン大統領の訪中日程を詳しく報道した。分析によると、マクロン大統領は今回、経済や文化、エコなどの分野における中国との提携を深め、フランス側は輸入博で数件の協力協定に調印することを期待し、中仏の指導者は双方の関係を強化したいようだ。
イギリスのロイター通信社(Reters)は「欧州連合の各国は輸入博に対しポジティブな態度を示した」ことを強調した。「欧州連盟は輸入博のようなビジネス博覧会と欧州企業に有利なあらゆる商機を歓迎している」
一方、フィリピンのマニラ・タイムズ(Manila Times)は輸入博で初公開される先端技術に注目した。「6日間開催される輸入博には、スマートロボットや無人機など、様々な先端設備が見られる」
アフリカのVentures Africaは、輸入博は商品を展示するグローバルなプラットフォームで、各国が貿易や経済などに関する課題を検討するプラットフォームでもあるとコメントした。「中国政府はその巨大な市場を開放し、貿易自由化と経済グローバル化を推進している」