浦東、フィンテック・グローバル・シンクタンクを設置
17日に開催された中国金融科学技術(フィンテック)シーン活用イノベーション大会及び第1回銀行間(インターバンク)市場金融科学技術(フィンテック)大会では、フィンテック分野の8名の専門家は招かれて、浦東のフィンテック・グローバル・シンクタンクとして、フィンテック産業発展のための戦略策定や政策改革に助力することが伝えられた。
シンクタンクの専門家として選ばれたのは、英シンクタンク「Z/Yenグループ」創業者兼COO(最高執行責任者)、シティ・オブ・ロンドン保安官のMichael Mainelli氏、「通聯支付(All in pay)」董事長、上海市インターネット金融業協会長の万建華氏、中国外国為替取引センター党委書記の裴伝智氏、中国工程院士、電子商取引と電子決済国家工程実験室理事長兼主任の柴洪峰氏、螞蟻金服(Ant Financial)董事長兼CEO(最高経営責任者)の井賢棟氏、招商銀行クレジットカードセンター総経理の劉加隆氏、UBSの中国法人瑞銀企業服務(中国)有限公司総経理の王彦氏、全米工学アカデミー会員、英王立協会外国人会員、2015年チューリング賞受賞者のWhitfield Diffie氏だった。
これらの専門家のうち、井賢棟氏は長い間フィンテック企業の管理に取り組み、豊富な経験を積み重ねてきた。Whitfield Diffie氏は世界有名な暗号理論研究者で、ブロックチェーン技術研究の先駆者の1人として知られている。同氏が提案したDH鍵共有プロトコルは、ブロックチェーン技術発展の基礎となっている。