前灘都市複合体、全プロジェクトスタート=上海浦東
2010年の上海万博が開催以来、浦東地域における最も魅力のある黄浦江沿い開発プロジェクト群である前灘国際商務区は24日、ラストである21号地プロジェクトの工事開始を発表した。
写真・Sipa
前灘国際商務区は浦東側の黄浦江沿いに約2.3キロメートル延びる、敷地面積2.83平方キロメートルのウォーターフロントである。うちの21号地は交通の便利性が抜群である。投資総額は約70億元(1元は約15.7円)の当該プロジェクトは、オフィスビル2棟、マンション4棟、商業施設1か所によって構成され、建設面積は約61万平方メートルに達する。また、2024年末の工事竣工と営業開始が見込まれている。
関連の都市開発計画によると、前灘はビジネス、文化、娯楽などの要素を取り入れ、住みやすさ・働きやすさに重点を置く都市複合体を建設していく。陸家嘴集団(グループ)は、前灘を陸家嘴以上の新都市として開発すると表明した。
今後、上海ニューヨーク大学のキャンパスなども前灘に入居するという。