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全国初の外資独資保険持株会社が上海に

上海浦東 2020-01-20

16日、独保険大手、アリアンツの中国法人安聯(中国)保険控股有限公司は上海にて発足した。全国初の外資独資保険持株会社として、安聯(中国)保険控股有限公司は浦東に進出し、公司の登録資本金は27.18億元(1元は約16.04円)に達した。

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公式写真(アリアンツ)

安聯(中国)保険控股有限公司の発足に欠かせないのは、中国が打ち出した対外開放拡大や外資系保険会社投資誘致に関する一連の政策だった。外資独資保険持株会社の発足は中国金融業対外開放の素晴らしい成果でありながら、における国際金融センターとしての上海の地位と競争力もさらに上げていく。

「今からの10年間、中国は世界3分の1の保険料を占めるだろう」。発足式後の説明会で、アリアンツの取締役会長兼CEOのオリバー・ベイト氏は中国について、「間違いなく世界において最も潜在力のある最も大きい保険と資産運用市場になる」と高く評価した。 

アリアンツ(Allianz SE)は1890年ドイツに創立された保険会社で、資産運用会社などを傘下に持つ世界有数の金融グループである。2019年、フォーチュン誌によるフォーチュン・グローバル500ランキングの45位にランクインした。アリアンツは1910年に中国市場を進出し、上海をはじめとする沿海都市の客に火災や海上保険サービスを提供してきた。アリアンツは現在中国で、生命健康、財産、意外傷害などの各種保険や資産運用業務を展開しており、中徳安聯人寿、京東安聯財険、太保安聯健康険、国聯安基金公司などの子会社がある。

「公司は今後、中国国内の全業務を統括する」と安聯(中国)保険控股有限公司のSolmazAltin総経理は話した。安聯(中国)保険控股有限公司は2018年11月に設立許可を得て、14か月を経て発足し、アリアンツの中国業務展開の一里塚とも言える。

全国初の外資系保険会社、米AIA保険は1992年浦東に進出以来、数多くの金融業対外開放プロジェクトが次々とやってきた。浦東は今後引き続き、金融要素市場のグローバル化建設を推進し、我が国金融市場のグローバル影響力を向上させていく。また、浦東は金融機関、金融サービスのグローバル化発展を促し、グローバル金融資源配分の機能を整える。