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リープヘルプロジェクトが外高橋に入居 操業開始後年間生産額20億元

上海浦東 2020-01-21

リープヘルの中国法人、利勃海爾(中国)有限公司はこのほど、中国地域統括本部の起工式を開催した。この新しい外資系企業地域統括本部は外高橋保税区に入居する。

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リープヘル(公式写真) 

リープヘル中国地域統括本部プロジェクトは外高橋保税区に立地し、投資総額は3億元(1元は約16.09円)近くで、建築面積は2万平方メートルを超える。当該プロジェクトは地上5階、地下1階を構え、ビジネスからアフターサービス提供までの機能を有し、2021年に竣工する見込み。操業開始後、年間生産額は20億元を上回るという。 

外高橋集団傘下新発展公司のある責任者は、リープヘル中国地域統括本部プロジェクトの入居をきっかけに、公司はグローバル化戦略を堅持し、国内外の資源や市場をよく利用し、企業の生産経営、プロジェクトの建設により優れたサービスを提供し、国際一流なビジネス環境を作り、区内企業の質の高い発展を実現させていくと伝えた。

リープヘルグループ(Liebherr Group)は、スイスのリープヘルインターナショナルを持ち株会社とし、グループ企業は完全な同族経営である。世界12ヵ国に生産販売・サービス拠点を置き、グループの従業員数は3万3,000人に達する。リープヘルは中国の航空機製造産業に工業サポートと製品サービスを提供し、「中国製造2025」発展戦略の重要な助力となっている。

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リープヘル(公式写真)

リープヘルは今回、外高橋保税区の政策・制度上の優位性を活かし、更なる業務展開を行い、貿易から資金管理、研究開発まで携わり、国内と海外の市場を開拓し、保税エリアの本部経済と実体経済成長に新しい原動力を提供する。