上海交通大学、朱寧氏「上海の国際金融センター建設は新要求と新チャンスに直面」
朱寧氏 写真・新華網
このほど、記者から取材を受けた上海交通大学上海高級金融学院副院長の朱寧氏は、新しいマクロ経済動向に応じ、上海の国際金融センター建設は新要求と新チャンスに直面すると伝えた。朱氏によると、中国経済成長、グローバル化進展とともに、グローバル金融システムにおける上海の地位が向上し、上海の国際金融センター建設も国際市場と連動しなければならない。
「上海は開放とイノベーションの要素を強化し、グローバル金融市場に参入し、国際市場と連動し、中国企業と投資者のためのグローバル資源配分を行うべし。一方、上海金融業は異なる市場に対する理解を深め、リスク管理能力を向上させ、クライアントと投資者のリスク低減とを収益向上に助力すべし」と朱氏は話した。
また、朱氏は規模、機能、人材、グローバル化という4つの指標で、上海の国際金融センター建設の成果を評価すべきだと考えた。