浦東、今年第1四半期の外資実際利用額が前年同期比36%以上増加
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董依雯浦東新区常務副区長は14日、浦東の重要な経済指標の状況を伝えた。今年第1四半期は外資実際利用額が前年同期比36.6%増の21.6億ドル、新設内資プロジェクトが前年同期比6.1%増の3948件、内資登録資本金増資額が前年同期比1.8倍の1176億元、工業投資額が前年同期比26.8%増の97.5億元だった。浦東は新型肺炎の影響に立ち向かい、逆風でも良い成績を収めたことがわかった。
当日行われた上海市新型肺炎対策の記者会見で、董依雯浦東新区常務副区長は浦東が厳重な管理を行い、これからも感染予防対策を励行しながら、企業活動再開を全力でサポートしていくと話した。そのほか、浦東は企業・投資誘致に力点を置き、オンライン経済をはじめとする新経済を発展させていく。具体的に、無人化工場、遠隔ビジネス、オンライン文化・娯楽、オンライン研究・デザインなどに関する産業を優先的に発展させる。
浦東は上海が世界と繋ぐ「東のゲート」で、毎日世界中からきた人々がここに集まる。では、海外からの流入感染はどう防ぐのか。浦東は3月から、36か所の隔離拠点を設置し、全ての入国者に対し厳密な検査を行ってきたという。浦東医院は浦東空港の入国者検査の指定病院で、今まで1178人の検査を完成した。余波病院長によると、浦東医院が24時間海外流入感染対策本部を設置し、検査をしっかりしたほか、特に子どもや外国人留学生などに思いやりを持って対応してきた。