第30回華交会がオンライン開催 対外貿易基盤の安定化へ
第30回中国華東輸出入商品交易会は7月13日午前10時、オンラインにおいて開催された。今回の華交会は「現代情報技術と従来の展示会業界の融合の道を探し、対外貿易基盤を安定させ、国民経済の新しい成長に貢献する」というテーマを掲げるという。
紹介によると、今回の華交会は計3520社の出展企業が審査に合格し、出展商品が計71759点、登録済みのバイヤーは21017社で、その内、日本、韓国、アメリカ、イタリア、メキシコなど25の国や地域からの海外企業が多い。オンライン華交会は24時間の対外貿易プラットフォームサービスを提供し、5大専門展=服装・アクセサリー展、紡績材料展、自宅用品展、装飾・プレゼント展、モダンライフスタイル展、3つの特別展=ウイルス対策物資(医療用物資やマスクを除く)展、国内販売輸出品展、越境EC展を設置する。そのほか、4つの出展者・バイヤー1対1の遠隔商談マッチング会=日韓バイヤー向け特別会(7月13日午後1時~午後3時)、欧米バイヤー向け特別会(7月14日夜7時~夜9時)、「一帯一路」バイヤー向け特別会(7月15日午後1時~午後3時)、紡績服装特別会(7月16日午後1時~午後3時)が行われる。
30年にわたる発展を経て、「対外貿易の晴雨計」といわれる華交会は中国において規模が最も大きい、バイヤーが最も多い、影響範囲が最も広い区域レベルの国際経済・貿易の盛会となった。新型コロナ感染症が未だ終息していない中で、今年のこの特別な華交会は我が国の対外貿易企業に新たな自信を持たせるだろう。