輸入博の出展企業代表者座談会が初開催 成果を期待する外資系企業
第3回中国国際輸入博覧会(輸入博)の出展企業代表者座談会が16日に初めて開催された。この座談会はオープンな交流のためのプラットフォームを築き、出展者とのフェイスツーフェイスのコミュニケーションを行い、企業側の意見やアドバイスをヒアリングするためのものだ。
アメリカの自動車メーカーであるフォード社は、今年の第3回輸入博は国際貿易投資を促し、国際コミュニケーションルートを広め、世界経済成長を加速させることに良い成果を上げよう願っていると表明した。
イギリスのベーカー・ヒューズ社は、企業にとって輸入博に参加するのは中国での長期的な発展戦略の土台を固めるチャンスだと指摘した。
フランスの化粧品会社であるロレアル社は、輸入博が順調に開催されるのは中国の大国としての責任感とグローバル経済回復を後押しする姿勢を示したと話した。
アメリカのジョンソン社は、第3回輸入博は各業界が経済的・貿易的交流提携を強化し、ウィンウィンの実現を促すための重要なプラットフォームだと伝えた。
日本のオリックス社は、輸入博がより多くの外資系企業の中国進出を促し、産業の活力を湧き上がらせたいと期待した。
ニュージーランドのフォンテラ社は、輸入博の大きな影響力は世界に認められ、外資系企業が平穏に回復している中国市場への信頼を固めたと語った。
今回の座談会に出席した王炳南・商務部副部長、中国国際輸入博覧局長は、第3回輸入博は中国が新型コロナ対策の常態化という背景の下で開催する重要な国際経済・貿易イベントであり、中国がウイルス予防・抑制と経済社会発展において取得した素晴らしい成果を集中的に展示する。輸入博は開放を拡大し、中国市場を共有するポジティブな兆しを見せると述べた。