2020輸入博上海投資促進・マッチングカンファレンス開催 新版「投資上海マップ」が発表
13日、2020輸入博上海投資促進・マッチングカンファレンスが開催された。各国領事館、経済貿易投資促進機構、中国国際輸入博覧局などからの200名以上のゲストが出席した。
写真・央広網(www.cnr.cn)
今回のカンファレンスでは、上海市商務委員会の指導、上海市外国投資促進センターの企画、上海市マッピング院の製作により、2020年版の「投資上海マップ」が発表された。上海の投資情報を展示する特別マップとして、新版「投資上海マップ」は上海の外資誘致に主立った分野とエリアを踏まえ、新型消費、人工知能、バイオ医薬などの項目を取り入れ、臨港新片区や虹橋商務区など3つの投資ルートを増加し、8つの分類で特色がある50の投資ルートを整理した。また、このマップには最新技術により、マルチメディア・インターアクションの展示効果を実現しており、英語版も同時に発表されるという。
そして、第3回輸入博の開催にあたり、上海各区・エリアは46の投資促進イベントを開催し、各国の出展者・バイヤーが輸入博のプラットフォームで取引相手を見つけるよう後押しする。
今年以来、上海の外資誘致は順調に伸びている。1月~8月期、全市の外商直接投資実際利用額は138.8億ドル、前年同期比5.9%増だった。新設地域統括会社34社、研究開発センター12社が新しく認可され、今年8月まで、上海の地域統括会社と研究開発センターはそれぞれ、754社と473社に及んだ。ほかに、2020版外商投資参入ネガティブリストの中の項目が削減され、上海市外商投資条例が発表され、臨港新片区全体案が踏み込んで実施された。
ちなみに、去年の「投資上海マップ」発表後、投資意向を示した124社の輸入博出展者のうち、ドイツ企業や日本企業などの32件の上海進出プロジェクトが今年、市政府主催の重大プロジェクト調印式において、契約された。