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朗報! 新しいインキュベーターが浦東に

上海浦東 2021-01-22

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写真・浦東発布

15日、新しいインキュベーターである上海バイオチップ・オープン・イノベーション・センターが張江エリアで発足したことが発表された。

建設計画によると、センターは50件以上のイノベーションプロジェクト、3社以上の上場企業あるいは新規上場を待つ企業を支援し、10億元以上規模のファンドを設立する。また、その投資プロジェクトの時価総額は50億元に達し、10億元に相当する設備やサービスをシェアし、20社以上の業界大手企業と連携し、少なくとも3つの海外イノベーションセンターを設立するという。

センター設立を発起した上海生物芯片有限公司は上海科技創業投資(集団)有限公司、張江集団、中国科学院上海生命科学研究院、復旦大学、上海交通大学などの共同建設により成立した国家出資の企業であり、20年間、浦東に根ざし、テクノロジー成果実用化分野で優れたサービス能力を備えた。上海市国資委の袁泉副主任は、上海バイオチップ・オープン・イノベーション・センターの発足は国家戦略に奉仕する措置であり、上海の国有企業自身が成長するきっかけでもあると伝えた。

「第14次5ヵ年計画」のスタートにあたり、2021年は上海のバイオ医薬産業の質の高い発展を推進する重要な一年である。近年、次世代情報技術とバイオ医薬産業の融合は目覚ましい成果を上げた。上海市経済・情報化委員会の傅新華副主任はセンターの発足について、バイオ医薬産業の戦略的地位を踏まえ、業界イノベーションと産業集積の発展を促す重要な役割を果たすと評価した。

同日、上海生物芯片有限公司、上海技術取引所、莘澤創業投資管理股フン有限公司は上海バイオチップ・オープン・イノベーション・センターの建設と発展を推進するとの協議に署名した。