第19回上海モーターショー開幕
19日、国家会議・展示センター(上海)において、第19回上海国際モーターショーが開催された。2021年に世界で初めて予定通りに行われたA級(最高レベル)のモーターショーとして、今回の上海モーターショーには、世界中1000社以上の企業が出展し、展示面積が36万㎡に達し、中国と外資系の大手メーカー、自動車製造に進出したインターネットの「新興勢力」、国際一流な自動車部品サプライヤー、コネクテッドカーに携わる企業などが多数集まった。
「健康コードとIDカードをご用意ください」、「マスクの着用にご協力をお願いします」、「入場の際は距離を保ってお並びください」などの放送が流れ、朝から国家会議・展示センター(上海)の入り口に入場を待つ人々が長蛇の列をなした。館内では、ウイルス感染症対策もしっかりと実施されており、例えば、試乗前の手の消毒や試乗後、車内のハンドルなどよく触れる部分に対する消毒作業が行われている。
上海市国際貿易促進委員会の周敏浩会長は、中国の自動車市場に大きなポテンシャルが秘められており、外資系自動車メーカーによる上海、長江デルタ地域への投資と上海での新技術、新車発表をけん引するほか、中国製自動車の自主ブランドで消費者にアピールし、更にこれらのブランドが海外進出できるようにサポートすると伝えた。「上海モーターショーは外資系企業の中国進出と中国企業の海外進出のための架け橋になることを願っている」。