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上海データ取引所が設立、第1弾として20のデータ製品を上場

上海浦東 2021-12-02

2021年11月25日、上海データ取引所の設立式と2021上海グローバルデジタル業者会議が上海市で開催されました。上海データ取引所の除幕が行われると共に、全デジタル化取引システムを始動。

データ取引所の設立当日には、金融、交通、通信など8種類を含む20のデータ製品が上場を果たし、一部の初回取引が成立しました。例えば、工商銀行と上海電力が取引を成立させたデータ製品「企業電智絵」は、電力ビッグデータの広いカバー範囲、高いリアルタイム性、高い正確度といったメリットを生かして、エネルギーデータにより企業向けの金融商品とサービスを革新する商業銀行を支援します。

上海データ取引所は全国において、データ取引主体、データコンプライアンスコンサルティング、品質評価、資産評価、納品など多くの分野に及ぶデジタル業者システムを初公開しました。

上海データ取引所は全国において、データ取引の全プロセスを対象とした一連の制度的規範を率先して提供し、データ取引所、データ取引主体からデータ取引エコシステムに至るまで様々なアプローチや規範、ガイドライン及び基準を含むデータ取引付帯制度を初公開しました。

上海データ取引所は全国において、次世代のスマートデータ取引システムの導入によって、データ取引のフルタイム公示、全域取引、追跡可能なプロセスを確保する全デジタル化データ取引システムを初公開しました。

上海データ取引所は全国において、初めてデータ製品登録証明書とデータ取引証明書の発行により、データ別のコード、登録・統計・全面調査を可能にするデータ製品登録証憑を初公開しました。

上海データ取引所は全国において、データ製品取扱説明書の形式でデータを閲覧可能にし、抽象的なデータを、具象化した製品化にするデータ製品取扱説明書を初公開しました。

今年、データ取引所の設立準備をめぐり、デジタル業者募集と契約締結業務を同時に展開し、対象範囲には市場影響力を持つ取引主体およびデータコンプライアンスコンサルティング、品質評価、資産評価、技術サポートなどの業務に従事するサービス機構が含まれます。半年近くの建設推進を経て、第1弾の契約データ業者は、国家電網上海電力、中国東方航空などのデータ取引主体、協力、金杜、中倫などの法律事務所、プライスウォーターハウスクーパース、デロイトなどの会計事務所、富数科技、優刻得、星環などの納品系企業など100社もあります。

同時に、上海市第1回データ取引専門家委員会が正式に設立され、法令コンプライアンス、金融取引、データ産業、データセキュリティ、公共管理、総合経済などの分野で豊富な経験を持つ専門家31人で構成され、同市のデータ流通取引に関するコンサルティング意見と専門的な指導を提供し、安全、規範、秩序を上海データ取引所の重要な特徴としています。