このほど終わった春節連休、新型コロナ対策を緩めないために、「今いるところで春節を迎え」はすでに「新常態」になっている。浦東の商業界、観光業界、文化・体育業界はそれぞれ工夫して、新たな情勢を前にビジネスチャンスを探し、「今いるところで春節を迎え」という民生課題を円満に解決し、市民は上海に残っても素晴らしい連休を過ごした。

春節期間、浦東の数箇所の商業、観光、文化のランドマークは人気が沸騰していた。獅子舞で民族の魂をアピール、太鼓の音で元気を出し――旧暦の正月五日、百年の歴史を持つ香港夏国璋龍獅団は正大広場で絶妙な演出を披露した。現場では、賑やかでリズム的な太鼓の音とどらの音に合わせ、すばしこい獅子が一刻も休まずに飛び舞って、喜びと新春の祝福を市民に伝えていった。

寅年の新年、「潮（おしゃれ）」が満々！正式に営業を初めてから初の春節を迎えた前滩太古里は顔面偏差値が高いために、大量の顧客を引き寄せてきた。精緻なアフターヌーンティーが好きなおしゃれな若者も、ウィーチャットのモーメンツをちょくちょく更新する中高齢者も、こちらにやってきた人は皆思わずにスマートフォンを出し、写真をとるようになった。その原因といえば、やはりここは室内も室外も綺麗だからだろう。

寅年で運勢も虎のように強くなりたければ？上海野生動物園に来て、陸上の虎を見て、水の下の虎鯨を見るのはいいアイディア。このほど、上海野生動物園は上海海昌海洋公園と協力して、「鯨騰虎躍」新春ディスカウントキャンペーンを打ち出した。せいぜい340元で2つの遊園地を楽しめ、また、「海陸の2『虎』」、特色のシーン、インタラクティブゲームなどの一連のイベントを組み合わせて、「必ず写真を撮りに行く」という活動も「鯨騰虎躍」キャンペーンで設けた。上海野生動物園では、スタッフは虎の被り物をかぶって、観光客とインタラクティブして、可愛い振る舞いで皆を魅了した。

2月4日、2022年北京冬季オリンピック大会が正式に開幕した。これにあわせて、春節期間、「氷飛揚」iCELiVE上海東方明珠アイスフェスティバルは東方明珠都市広場で幕を開け、氷雪が稀れな上海浦東でも氷雪運動を楽しめるようになった。「上海都市の応接室」と称賛されている東方明珠を後ろ向きにして、大人も子どももスケート靴を履いて遊んで、そばで見る人もすぐ仲間に入りたいほど楽しかった。

このほか、浦東濱江「黄金岸線」の万博文化公園でも、浦東の中心地にある新場古鎮でも、春節期間はどこでも喜ばしいムードが漂っていた。