上海最大の集中隔離スポットの一部が竣工 近く運用開始
上海ではこのところ、新型コロナウイルス感染者と無症状感染者が増加している。上海市浦東新区の新国際博覧センターでは、市内で軽症と無症状の患者を収容する新たな集中隔離スポットの施工工事が急ピッチで進められている。同隔離スポットには、1万5千床以上の病床が設けられる。新華網が伝えた。
新国際博覧センター隔離スポットの内部(3月30日撮影・丁汀)。
新国際博覧センターでは、エリア別管理運営方式が採用されており、一部エリアの施工はすでに終了しており、近く運用がスタートする。また複数の医療機関から派遣された医療チームの準備も整っている。
新国際博覧センター隔離スポットの内部(3月30日撮影・丁汀)。
上海市衛生健康委員会は31日、通達を発表し、「2022年3月30日0時から24時にかけて、上海市で新たに確認された国内症例の新型コロナウイルス感染者は355人、無症状感染者は5298人だった(うち16人は無症状から症状を発症)。症状が確認された感染者10人と無症状感染者4477人は、隔離コントロール措置中に感染が確認され、それ以外は濃厚接触者のスクリーニングの際に確認された。新たに確認された輸入症例は3人と無症状感染者1人で、いずれもクローズド・ループ管理中に確認された」とした。
出典:「上海最大の集中隔離スポットの一部が竣工 近く運用開始」(人民網日本語版)