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いろいろ工夫し、「最後の1キロ」配送を確保する恵南鎮

上海浦東 2022-05-05

感染症流行中、出前配達員、宅配便配送員は毎日スーパーや薬店から各コミュニティまで往復し、居民の生活物資に対する需要を満足しているが、移動範囲も接触範囲も広いので、ハイリスク群になっている。上海市の社会的ゼロコロナ攻略活動に応じるために、恵南鎮は都市運営保障流動人員を対象に毎日に指定場所で特別PCR検査スポットを設けること、街中や団地の入口で検査を強化することを含む一連の措置を打ち出し、共同で「最後の1キロ」の物資配送をサポートする。

恵南鎮は流動人員のために特別PCR検査スポットを設けた。PCR検査現場事務の責任者倪健氏にとると、配送員が都合よく検査できるように、PCR検査スポットは毎日の午前8時から12時までオープンすることになっている。「われわれはPCR検査現場で秩序維持のボランティアと警察を4名配置した」と彼は言った。

それ以外に、恵南鎮は町内の数社のネット注文プラットフォームや供給保障企業と連絡をとり、社内の関係流動人員を組織して集中受検に来てもらう。「私たちは事前にプラットフォーム、或いは企業とコミュニケーションし、向かうに関係流動人員名簿を提供してもらい、その名簿に基づき、PCR検査現場の組織と手配を担う責任者を指定すること。これで管理から言っても、その後の統計から言っても便利であろう」と倪健氏は続けて言った。

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特別PCR検査サービスを提供するほかに、恵南鎮は街中のパトロール検査をも強化した。鎮都市管理隊の隊員たちはパトロールチームを結び、通過する出前配達員と宅配便配送員の検査を実施する。また、各団地の入口で当直している警備員とボランティアもより厳しい出入り検査を実施している。東原逸墅団地の入口に「場所コード」が貼ってあり、配送員は着いてから、そのコードをスキャンして登録し、24時間以内のPCR検査陰性証明を見せてから、荷下ろしをすることになっている。

以上の措置について、ほとんどの配送員は十分理解し、検査をスムーズに通過するために、事前にPCR検査陰性証明をプリントアウトした方もいるが、時には陰性証明期限が切れて入れない方もいる。最後の一環でも円滑に動かせるために、多くの団地は出入り口での当直配置を強化し、特にネット注文のピーク時間帯に、人手を追加するとか、いろいろ取り組んでいるのである。

恵南鎮東盛居民区党支部書記彭輝氏は、このコミュニティに約2400人の住民がいて、昼と夕方の宅配便とデリバリーは一番多い。この状況を踏まえて6名のボランティアと警備員が交替で当直するように配置していると示した。