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オンライン就活スタート 初日約300社参加、4000人を採用へ

上海浦東 2022-05-18

2022年浦東新区民営企業就職活動並びに2022年「浦東で就職、楽しく仕事する」大卒オンライン就職説明会は本月8日の午後スタートを切った。関係者によると、当該活動は一ヶ月続く予定で、今年に入って以来浦東新区が開催した規模が一番大きなオンライン就職活動であるという。

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今回の就職活動は浦東新区人力資源と社会保障局が主催し、新区就職促進センターが実施したもので、民営企業が雇用創出メインチャンネルとしての役割と感染症流行の中における公共就職サービスの重要な役割を十分に果たし、大学卒業生などの重点層が円滑に就職し、企業の雇用需要を満たし、生産回復をサポートすることを目指している。

関係者によると、300社近くの企業は初日の就職説明会に加わり、約4000人を採用する予定で、いずれも前年より約5%増加した。同説明会に参加した企業は浦東新区のバイオ医薬、情報科学技術、設備製造、物流、自動車製造などの産業に及び、募集職種は医学検査員、分析研究員、工芸エンジニア、IT技術エンジニア、電器エンジニア、運営・メンテナンスエンジニア、販売員、生産マネージャー、財務、行政管理者などの数多くの職を含む。

浦東新区就職促進センターの関係責任者は、同説明会に参加した企業のなか、バイオ医薬、情報科学技術などのハイテク企業とその求人は約三分の一を占めている。活動がスタートしても、続々と企業が加わってきて、この後、参加企業数と求人数、もちろんハイテク企業数と求人数はまた一層増える見込みだと示した。

関係者によると、浦東新区には上海科技大学、上海海事大学、上海海洋大学、上海海関学院、上海電機学院などの16校がある。今、今年卒業予定の大学生は就職のピーク時期を迎え、今回の就活イベントに関する情報をより多くの学生に知ってもらうために、浦東新区就職促進センターは事前に宣伝活動を展開した。

「宣伝と協調を通して、多くの学生は今回のイベントに参加すると表明した。この得がたい機会を見逃したくないという」と上海電機学院の学生就職事務を担当する教師陳氏は紹介した。

当日、就職についての情報を公開するほかに、オンライン指導の時間をも設け、中国商用飛行機有限公司の特別講師、復旦大学公共管理MBA修士呉暁潔氏は「感染症流行期間中にいかに健康な就職心理状態を保つか」をテーマに講座を開催し、求職者に好まれた。