中国の経済発展に自信を持ち、浦東に立脚し、グローバル事業を配置する武田薬品
「近年、上海、浦東は多くの政策と意見を集中的に発表し、バイオ医薬産業の発展に明確な方向と確固たる保障、より高いレベルでより開かれたビジネス環境を提供してきて、多国籍製薬企業の投資決意を固めた」と武田薬品グローバル研究開発副総裁、武田薬品アジア開発センターの責任者王璘博士は述べた。武田薬品のグローバル化の過程において、中国は重要な戦略的市場の1つである。
武田薬品のグローバル研究開発の重要なエンジンの1つとして、武田薬品アジア開発センターは2012年に中国に進出し、上海オフィスを設立して、革新的な薬品の開発、中国及び他のアジアの国や地域の患者へのサービスに取り組む。2017年以降、武田薬品アジア開発センターはアジア地域における武田薬品の戦略的開発センターに格上げされ、2018年以降、武田薬品グローバル研究開発のネットワークへの統合を加速し、中国を薬品の初期開発段階に組み込むことを通して、新薬の中国と他の地域におけるグローバル同時的開発をだんだん実現し、曾てないスピードで中国人患者に変革的または治癒的な治療法をもたらすことを確保する。
今年の初め、武田薬品グローバルは新たな発展戦略を発表した。「拓維中国」戦略はその重要な措置の1つ。「現在、武田薬品研究開発アジア太平洋本部のすべての活動は整然と進行しており、正式に浦東へ入居することは武田薬品中国研究開発戦略の全面的なアップグレードを示しており、またこれは武田薬品「拓維中国」戦略の重要な柱の1でもある」と。各方と手を携えて共同で上海の革新的薬品の研究開発能力を強化し、上海を世界レベルのバイオ医薬人材の高地に構築することを期待すると氏は示した。
関係筋によると、武田薬品研究開発のアジア太平洋本部は主に3つのコア分野に携わる。1つ目は、臨床研究の実力を全面的に強化し、中国拠点の研究開発、グローバル新薬が患者にをもたらすのを、グローバル研究開発の重要なエンジンになること。2つ目は、中国をグローバル研究開発プロジェクトにより早く組み込むこと。3つ目は、外部のイノベーションを積極的に開拓し、最も革新的なポテンシャルを抱える薬品研究開発及びモデルを模索・導入し、パートナーと連携して、中国のイノベーションエコシステムを共同で構築し、グローバル薬品のイノベーションに力を添えること。
武田薬品は 2015年から5年連続で、中国での新薬開発を支援するための特別資金(約3億元)をし、海外で販売されている武田薬品の製品の中国への導入を加速る。特筆すべきは、当該特別資金は、同会社の財務状況の影響を受けないのである。
「2030年までに、中国は武田薬品にとって世界で2番目大きな市場になるだろう。当社は中国での研究開発システムへの投資をさらに拡大する。持続的な後期パイプライン、及び腫瘍、消化、希少疾患、神経科学、血液製剤、ワクチンなどのコア分野での世界初となる新製品と同類品の中の最優となる新製品に焦点を当てることは我社の長期的な戦略目標の達成に役立つ」と王璘氏は言った。
バイオ医薬は上海が国を代表して世界競争に参加する3つの主要産業の1つである。上海では、世界中の主要なバイオ医薬多国籍企業が中国地域の本部または研究開発センターを設立し、複数の優れた外資系バイオ医薬企業も集まっている。武田薬品は、トップ企業の集積によ産業集積効果が、上海のバイオ医薬産業の発展とグレードアップをさらにけん引し、推進すると信じている。「武田薬品は、浦東のより質の高い対外開放の波に乗って、イノベーションの実力と地元での経験に依拠し、革新的製品と技術の導入を加速し続け、上海が世界レベルのバイオ医薬産業クラスターの構築に貢献する。」