自社ブランド、新エネルギー、海外市場の「新たなトロイカ」で、上汽グループの生産販売は4ヶ月連続で増加
先日、上海汽車グループ(以下は上汽グループと略称、汽車は中国語での自動車)が8月生産販売報告を発表した。同社は5月から生産販売の回復と巻返しを加速し、その完全車の生産販売は4ヶ月連続で増加した。
今年1月から8月まで、上汽グループの完全車の販売台数は325.3万台に達し、前年同期比4.8%増加し、成長率は業界平均を上回った。8月までの累計実績の前年対比率は7月よりさらに増えた。自社ブランド、新エネルギー、海外市場という「新たなトロイカ」はこれからも引き続き役割を発揮していく。
8月、上汽グループの自社ブランド完成車の総販売台数は26.2万台に達し、グループの総販売台数の50%以上を占めた。そのうち、上汽乗用車は8.4万台の完成車を販売し、前年同期比29.8%増で、智己(IM)汽車の初モデル「ニューワールド ドライブフラッグシップ」智己L7を同月、1007台引渡し、中・大型高級純電気自動車引渡しランキングでトップ3となった。
新エネルギー車については、7月に初めて10万台の大台を突破した後、8月には10.5万台の販売台数を達成し、前年同期比48.2%増加した。その月間販売台数は引き続き10万台以上の区間を維持した。1月から8月まで、上汽グループの新エネルギー車の販売台数は累計して60.3万台に達し、前年同期比45.4%増加した。
海外市場も好調で、8月の上汽グループの海外販売台数は前年同期比65.7%増の10.1万台に達し、中国自動車工業史上初めて「海外市場での月間販売台数が10万台を超えた」企業となった。1月から8月まで、上汽グループは海外市場で累計して58万台近くの自動車を販売し、前年同期比で56.7%増加した。