浦東に新たな上海文化ランドマーク 聆海美琪劇場がまもなくオープン
上海の文化ランドマークはもう1箇所増え、臨港演芸センターの「聆海美琪」がいよいよオープンを迎える。このほど建設が完成した臨港演芸センター「聆海美琪」は臨港南匯新城鎮頂科路200号の臨港センターに位置し、環湖公園帯に隣接し、南は果てしない海に臨んでいる。同劇場は、全体面積約が約9000平方メートルで、一階席が646個、二階席が165個、7席のVIPボックスが2つある。今年3月にほぼ完成する予定で、最高の姿で観衆を迎えるために今は最後の掃除作業を行っている。
臨港新区初の800席以上をもつ総合型劇場の聆海美琪劇場はこれから市民にミュージカル、舞踊劇、歌劇、現代劇、交響曲などの多彩な演出を披露する。ここで世界的な影響力を持つすばらしい舞台演目を鑑賞することができるとともに、伝統の民族特色を生かした芝居やオリジナルで業界を跨いだ芸術イベントを楽しむこともでき、劇場に行けば直ちに「大芝居」を見ることができる。同劇場の関係責任者劉楽寧氏は「3月25日に『春』シリーズの公演があります。上海愛楽楽団の公演です。今後、土日になると、児童劇もたくさん上演される予定です。生活には科学技術の発展だけでなく、文化の養分も必要でしょう。われわれは公演を通じて上海文化のソフトパワーを作り、世界にも中国文化のソフトパワーを示します」と紹介した。
聆海美琪劇場は「本土要素の国際的表現、古典芸術の中国式演繹」をテーマに、ミュージカル、舞踊劇、オペラ、現代劇、交響曲などの様々なジャンルの公演を披露し、世界からの優秀な演目を市民に届け、本土文化の内包を示しす。
また、劇場が設けられる臨港センターは集会議会パビリオン、デジタル図書館、ホテル宴会場、商業公演などの関連施設を整えた総合的な集積エリアである。劇場の開放のほかに、デジタル図書館も3月末にオープンする予定。5つ星ホテルプロジェクトの臨港錦江国際ホテルは今年7月に建設完成する予定で、そうなると、よりハイクオリティな生活需要を満たすことができる。