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上海図書館「ここに存在する『春』」展で春を感じよう

上海浦東 2023-04-11

上海図書館が主催する「ここに存在する『春』:2022-2023四季テーマイラスト展」が3月31日から上海図書館東館第二展示ホールで一般公開される。

昨年3月から上海図書館は「読書四季」をテーマに、約30人のイラストレーターに自分の生活と読書について創作活動を一年間にわたってしてもらった。違う時間、違う町、違う気持ち…これらのイラストレーターは自分が見た景色、出会った人、経験したこと、読んだ本をイラストで記録して、それに春の訪れを願っていた。

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当該活動を展開する間、「ここに存在する『春』」は種のように芽を出し、成長してきた。この過程で、様々なイベントが行われた。イラストレーターがオンラインで子供にイラスト創作を教えたり、クリエイティブなイラスト授業を展開したり、各季節をテーマに創作したりしていた。また、中国中福会出版社、上海辰山植物園、中国上海国際児童図書展、「之間挿画」イラストアートプラットフォームなど、新たなパートナーも続々と加わってきた。一年を経った今、「ここに存在する『春』」はようやく上海図書館に根を下ろし、「ここに存在する『春』:2022-2023四季テーマイラスト展」になり、来場者と四季折々の芸術感覚を分かち合うことを期待する。

今回の展覧で四季テーマの作品100点のほかに、上海図書館が所蔵する珍本の国語古典『中国植物誌』『中印植物図譜』『中国昆虫自然史』も展示されているという。その中の美しいイラストには科学的探究精神が込められているだけでなく、私たちが日常よく知っている動植物も素朴で繊細な描写で記録されている。

さらに、上海図書館は世界の14都市のイラストレーターを招待し、来場者と彼らの目に映った四季と心に映った四季を共有してもらう予定。これらのイラストレーターにミリオンセラーの児童書作家もいれば、世界的にもトップクラスのイラストコンテストを何度も受賞している新鋭のイラストレーターもいる。

上海図書館の陳超館長はこのような模索と試みを通じ、読者に没入式の読書空間の中で美しさや皆の「春」を感じてもらいたいと話した。

同展は4月30日まで開催。