浦東新区国際消費センターグローバルプロモーション大会が開催
4月26日午後、浦東新区国際消費センターグローバルプロモーション大会が上海センタービルで開催された。同プロモーション大会は浦東新区国際消費センター建設の三年行動計画を発表し、全地域の「4+6+N」消費空間案内図を初めて出し、そして、複数の重要なビジネス・観光・文化プロジェクト、1号店、初公演プロジェクトを契約し、浦東国際消費センター建設の品質と活力を全面的に展示した。2025年までに、国際ブランドの集結地、ファッショントレンドの先導地、消費イノベーションの策源地、ビジネス環境の最適地になるように取り組んでいる。
同プロモーション大会で、浦東は発展目標、空間計画、支援政策、重点プロジェクトを正式に発表した。「十四五(第14次五カ年計画)」期間中、浦東はグローバル消費ブランド集積行動、消費ランドマークの質向上行動、消費業態アップグレード行動、消費プラットフォーム開拓行動、デジタル化消費の活力付与行動、サービス消費融合発展行動、消費ブランドのPR行動、消費環境最適化行動など8つの行動計画を実施し、4つの千億元規模の目標に向け、取り組んでいく。
2025年までに、浦東地域の社会消費財小売総額は4000億元を超え、文化体育観光産業の売上高は3000億元を超え、ネットショッピングの取引額は1000億元に達し、越境電子商取引額は1000億元に達し、消費関連本部企業は100社を上回り、累計で1000以上の1号店を導入する見込み。
国際的な消費を目標に、浦東は同プロモーション大会で浦東新区「4+6+N」消費空間案内図を初めて発表した。その中、「4」は小陸家嘴-商城路消費圏、東方ハブ-祝橋消費圏、国際観光リゾート-川沙消費圏、南匯新城消費圏という4つの国際レベルの消費圏を指す。「6」は花木-竜陽路消費圏、万博-前灘-後灘消費圏、張江-科南消費圏、金橋-森蘭消費圏という4つの都市レベルの消費圏と外高橋消費集散プラットフォーム、洋山消費集散プラットフォームという2つの都市レベルの消費集散プラットフォームを指す。「N」は商業・小売り、歴史・文化、観光、生態・レジャー、健康・医療などの様々なタイプの消費節目を指し、特色が鮮明な多元の消費シーンを作り、消費節目の空間・環境品質と関連サービス機能を向上させる。
同大会で、複数の重要なビジネス・観光・文化プロジェクト、1号店、初公演プロジェクトが契約された。例えば、陸家嘴グループとHiltonグループの提携による前灘Waldorf–Astoriaホテルプロジェクト、上海浦東発展グループとK11グループの提携によるK11 Selectプロジェクト、上海浦東開発銀行とCR Mixc Lifestyleの提携による竜陽SUPER TODニューハブプロジェクト、港城グループとSCPグループの提携による臨港商業コンプレックスプロジェクト、CSSC MARINE TECHNOLOGYと嘉韻投資の提携によるEKA天物プロジェクトなどを含むビジネス・観光・文化プロジェクトが契約された。
1号店、初公演プロジェクトといえば、東方明珠(上海テレビタワー)と猫眼エンターテインメントの提携による黄浦江で唯一の移動没入型劇場の「明珠伝奇」の初公演、ソーシャルメディアで人気を集めた韓国の流行ブランド「Mardi Mercredi」と東方文化と西方文化を融合させた日本のファッションブランド「BEDWIN & THE HEARTBREAKERS」が前灘太古里でオープンした全国1号店、日本最大の回転寿司チェーンの一つである「KURA SUSHI」が金橋のLaLaportでオープンした1号店なども同大会で契約された。
データによると、今年に入り、浦東新区の消費市場は急速に回復し、第1四半期の社会消費財小売総額は前年同期比14.5%増の991億元に達し、全市平均より9.3ポイント上回っている。浦東の小売上位10社のうち、半数以上が2桁増となっている。これからの「5・5ショッピングフェスティバル」では、浦東は「ショッピング」「文化観光」「グルメ」「コンテスト」「展示」の5つのテーマ活動を打ち出し、180以上の特色あるイベントを開催する予定。当該ショッピングフェスティバルは4月下旬から6月末まで続く。