オフラインスーパー・盒馬は８月3日に、ディズニー中国との提携を発表した。今回の提携で、ディズニーの人気キャラクターと中国の地元グルメを融合させ、一連のテーマ商品を発売する予定。関係筋によると、盒馬はディズニーが授権したコラボレーション商品を年間で約100種類発売する予定。

盒馬はこれまでに6つのディズニーが授権した商品を発売した。「私たちは自社の人気商品の革新能力を通じ、誰もが知っているアニメのIPを創意商品の研究開発に取り入れ、顧客たちのテーブルにもたらし、盒馬の革新力をもって、小売業界や顧客により多くの想像力をもたらしたいと思います」と盒馬の最高商品責任者である趙家鈺氏は話した。盒馬とディズニーは2022年末からディズニーのキャラクターと盒馬の目玉商品をいかに組み合わせるかを構想していると同氏は付け加えた。

ここ数年、盒馬は野菜や果物から米、小麦粉、糧食、食用油、乳製品までの商品全体を対象に有機商品の発展に力を入れており、ディズニーとコラボした有機商品においても協力を深化している。今年6月、双方は雲南省昆明市西山基地で初の有機カラーニンジンを栽培し、8月に店頭に並ぶ予定。内モンゴルのウランプハ砂漠で栽培された第2弾は、9月に店頭に並ぶ予定。双方がコラボした当該有機カラーニンジンは、ズートピアのあのニンジンを再現し、創意があふれている。

「ディズニーは人気のIPイメージを持つのに対して、盒馬は強い商品革新能力をもち、商品の源から消費者の端末までの全プロセスから構想するという開発方法に馴染んでいるため、このような両方の提携からは、きっとより多くの新しくておいしいアイデアグルメが生まれるはずでしょう」と有名な広告クリエイターの李丹は言った。