輸出自動車台数が再び100万台を上回り、過去最高を更新=上海外高橋港区
1月17日、上海税関に所属する上海外高橋港区税関の監督のもとで、初の中国の船主が投資して建設した世界最大のクリーンエネルギーのRORO船である「上汽安吉申誠」号は、651台の中国国産車及び機械設備を積み込んで、ドイツやベルギーなどの欧州諸国に向けて初航海に立った。
関係筋によると、今年最初の半ヶ月、上海外高橋港区税関は5万台以上の国産車の輸出監督管理を行い、新しい1年に国産車の輸出のよいスタートを切ったという。過ぎ去った2023年に、中国最大の自動車輸出埠頭である上海外高橋港区海通国際自動車埠頭の年間輸出台数は約102.5万台となり、2022年の輸出台数が初めて100万台を突破した上で過去最高を更新した。
「2023年、上海外高橋港区海通埠頭の自動車輸出は引き続き好調を維持し、延べ830隻の対外貿易のRORO船が停泊し、一日あたり2-3隻のRORO船が港を出て、毎日約3000台の自動車がここから世界100余りの国と地域へ輸送されました」と上海外高橋港区海通国際自動車埠頭運営部エグゼクティブディレクター黄日波氏は紹介した。
中国国産自動車の国際市場への開拓を支援するため、上海外高橋港区税関は自動車メーカー、船会社、通関代理など多くの機関を訪れ、調査を行い、通関と企業のコミュニケーションルートを円滑にさせ、企業が輸出通関や監督管理で直面する「難点」や「滞り」の解決を支援した。