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夏の旅客輸送シーズン、上海の空港は優れた交通体験の提供に取り組み

上海浦東 2024-07-26

今年の夏期旅客輸送シーズンに入って以来、夏休みに集中的に移動する学生や観光客の影響を受け、上海の空港の便数や旅客数は引き続き増加している。データによると、7月1日-20日、上海浦東空港と虹橋空港の1日当たりの発着便は2268便(うち、浦東空港は1525便、虹橋空港は743便)で、前年同期比9.5%増加した。1日当たりの旅客取扱量は35万7000人(うち、浦東空港は22万5000人、虹橋空港は13万2000人)で、前年同期比15.6%増加した。上海の空港は、夏期旅客輸送ピークシーズンのサービス保障に重点を置き、ハードウエアをアップグレードし、サービス製品を最適化し、人文体験の向上をはかり、旅客により人文的気質を持ち、より良質なサービスを備える移動体験を提供する。

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(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」、以下同じ)

旅客は出発前に、空港の公式サイト、ミニプログラム、96990サービスホットライン、問い合わせカウンターを利用して全プロセス、全チェーン、多チャンネル、多言語の問い合わせサービスを受けることができる。浦東空港は第2ターミナルC島に国際公共セルフチェックイン専用エリアを新たに設け、セルフチェックイン機18台と自動手荷物預機14台を備え、スカンジナビア航空、エミレーツ航空、シンガポール航空を利用する旅客のセルフチェックイン機と自動手荷物預機でのセルフサービスをサポートし、チェックインと手荷物預けの効率をさらに高め、並ぶ時間を省く。一方、虹橋空港は、手荷物サービスチェーンを統合・最適化し、手荷物サービスセンターを革新的に設立し、荷物の梱包、預かりから、宅配までのワンストップサービスを提供する。

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夏期旅客輸送ピークシーズンのサービスを保障するために、2空港は、チェックインカウンターと安全検査通路を増設し、現場スタッフを増加して旅客の分流と案内に取り組む。フライトが遅延する旅客のために臨時休憩場を開設し、飲食サービスを提供する。必要な時に旅客にタイムリーな支援を提供できるように、空港の案内カウンターと医療救急ステーションでは、夏の暑さ対策用品や薬品を事前に準備しておく。

6月29日、浦東空港T2ターミナルの外国人ワンストップ総合サービスセンターは試験的運営を開始した。支払、文化観光、通信、交通の4つの面から、インバウンド旅客に向け、サービスガイド、観光マップ、WiFi設備のレンタル、携帯SIMカードの販売、交通カードの販売、外貨両替、小銭入れの引換、モバイル決済、相談窓口など、心のこもった24時間サービスを提供する。虹橋空港第1ターミナル到着区の入境利便化総合サービス所は同様に支払、問い合わせ、通信、交通などをカバーする総合サービスを提供しており、インバウンド旅客に便宜と支援を提供する。

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72時間/144時間トランジットビザ免除外国人の乗り継ぎ体験を向上させるため、上海市文化観光局は浦東空港で「無料上海半日ツアー」を実施している。外国人旅客に豫園、外灘、武康ビルなど上海の有名な観光スポットに行って、上海の風景、文化、グルメを体験し、上海の魅力を感じてもらう。

2空港のタクシー乗り場では、空港に到着する旅客の量を予測し、事前に配車を行い、現場の状況に応じて温度を下げるためのスプレーをかけることで、配車を待っている乗客の快適度を高める。

また、上海の空港の人文ブランド「中国様・China Young」の構築に合わせて、上海の空港は2カ月にわたる「文化+ビジネス+サービス」の夏期旅客輸送シーズンキャンペーンを企画した。さらに、オリンピック期間中は、旅客が待ち時間でも楽に過ごせるように、空港内の多くの飲食店でオリンピックが中継される予定。