上海外高橋グループと地域内企業 知的財産権サロンを開催
先日、外高橋科創人(科学技術イノベーションに携わる人)講堂科創企業知的財産権サロンが開催された。当該サロンは企業の知的財産権の保護意識の向上を支援し、知的財産権の実践向けの人材を育成し、地域のビジネス環境を継続的に最適化することを目的とした。
(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)
サロンでは浦東新区知的財産権局発展促進処の専門家が科学技術発展基金の知的財産権支援プロジェクトを企業に紹介し、知的財産権支援プロジェクトの背景状況、支援対象、支援項目、申請の流れ及び申請方法などについて詳しく説明した。
知的財産権は企業の戦略的資源と核心的な競争要素である。サロンでは、価値の高い特許の転換に対する浦東の支援政策が紹介された。価値の高い特許を保有して、その特許が既に実施されている場合(または他人による実施が許可されている場合)、実施後の売上高が前年度より500万元以上増加した場合には、1社あたり10万元の補助金を支給すること。
企業からの知的財産権の管理、保護、運用についての質問に対して、法律専門家は「企画-実施-検査-改善(PDCA)サイクル+リスク」に基づく管理システムの構築方法を紹介し、企業が知的財産権マトリックスの構築を強化し、リスク防止及び特許の配置戦略をしっかりと行うよう導き、企業に知的財産権管理の実践向けの指導を提供した。
外高橋保税区内の躍賽生物(Unixell Biotechnology)、法孚国際(Fives)など約30社がこのサロンに参加した。これらの企業の代表者は「知的財産権についての意識を高め、企業の知的財産権管理システムの構築を加速し、知的財産権管理を製品の研究開発、生産、販売の各段階に溶け込んでいく」と述べた。