浦東新区は現代化産業システムの構築を加速し、ハイエンド産業によるけん引を継続的に強化し、経済の質の高い発展に強力な原動力を注いだ。同区統計局が発表した最新の産業分析レポートによると、今年上半期、浦東新区の集積回路、バイオ医薬、人工知能の三つの先導的産業の規模は前年同期比5.8％増の3740億元に達したという。

（写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」）

集積回路産業の革新によるけん引の役割は益々顕著になっている。中国全産業チェーンシステムが最も集中するエリアの一つとして、同区の集積回路産業の規模と革新能力が向上し続け、高成長と高品質の発展を実現した。今年上半期の産業規模は1378億元で、13.6％増加した。新規特許件数は1643件で、18.1％増加し、そのうち発明特許は1362件で、25.9％増加した。

バイオ医薬産業の規模は引き続き拡大し続けている。同区の三大先導的産業において、バイオ医薬の規模が最も大きい。今年上半期の収入規模は1951億元で、前年同期比2.0％増加した。今年に入ってから、バイオ医薬産業では、3つの一類新薬と1つの革新的医療機器が発売され、30の一類新薬が臨床試験に入った。これらはいずれも上海市の上位にランクされている。

人工知能産業は安定な発展期に入った。今年上半期、同区の人工知能産業の規模は696億元である。そのうち、人工知能サービス業の規模は595億元に達し、4.3％増加した。