国内初のデータ要素集積エリアが基本的に形成=浦東
グローバルデータエコシステムコンファレンス2024がこのほど上海浦東で開催された。このコンファレンスで、上海がブロックチェーン技術のエコシステムと応用のエコシステム及びデータ要素市場の建設における総合的な成果が集中的に示された。
グローバルデータエコシステムコンファレンス2024に「会議、ビジネス、展示、応用」という4つのセクションと3つのイベントスペースが設計・企画され、産業協力、交流、サービスマッチング、インタラクティブ体験に対する参加企業のさまざまのニーズを満たした。
会議のセクションは「1+2+1+X」の形で行われた。即ち、1つの開会式とメインフォーラム、「ブロックチェーン」と「データ要素」という2つのテーマ、1つのデジタルガバナンスの国際会議及び複数回の特色あるイベントが開催された。「国際データの協力交流、ブロックチェーンのコアテクノロジーと革新応用、データ要素価値の活性化、データ要素による業界発展へのエンパワーメント、データビジネス協力エコシステムの連携」という5つのテーマを中心に、30以上のイベントが行われた。
また、「ブロックチェーン技術と応用エコシステム」、「データ流通の革新応用」、「デジタルシナリオの需要発表」などをめぐり、浦東新区、徐匯区、静安区、楊浦区、奉賢区を招待し、テーマ別需給マッチングイベントを開催した。政策解説、サービス紹介、シナリオ発表、ベンチマーク企業ロードショーなどを通して、エコ企業とパートナーが同イベントで新たなビジネスチャンスを発見し、総合力を示すことを支援し、より多くの優良なデータ企業が上海に進出し、発展することに助力した。
展示セクションでは、「ベースの新たな保障」「製造における新たな質の生産力」「応用の新たなシナリオ」「経済の新業態」という4つの主要テーマに沿って、ブロックチェーンテクノロジーと産業チェーンの主幹企業が、ブロックチェーンのインフラ整備とブロックチェーンの業界における革新的な応用成果と実践事例を中心に展示を企画し、上海がブロックチェーンテクノロジーエコシステムと応用のエコシステムの構築で収めた成果を総合的に展示した。
データ応用セクションでは、インタラクティブ体験を際立たせた「新たな質の生産力」マーケットが開かれた。「デジタル新消費」「メタバース遊園地」「Fablab O」「AICHAT」「ビッグデータ時代」の5つの部分で構成され、デジタル科学技術、文化観光、娯楽、教育、生活などの分野におけるデジタルビジネスのインタラクティブ応用シナリオが取り入れられ、デジタル経済のインタラクティブ体験型企業30社以上が招待され、マーケットに参加した。
近年、浦東新区のデジタル経済産業規模は絶えず拡大している。そのソフトウェアと情報サービス業の規模は4000億元、AI関連産業の規模は1400億元を上回った。中国初の国と地方共同建設のロボットイノベーションセンターが浦東に設立され、30社以上のAI企業が大規模モデル製品を発表した。それとともに、大規模モデルエコシステム集積エリアである「模力コミュニティ」が張江で正式にオープンし、オンライン新経済園区スも整った。