上海浦東、生命科学産業サービスエコマップを発表
バイオ医薬品イノベーション牽引中核エリアとしての上海浦東張江はすでに、中国のバイオ医薬品産業チェーンが最も整った、エコシステムが最も優れた、人材が最も集結し、イノベーションが最も活発なエリアの一つになった。科技日報が伝えた。
17日に開催された「2024中国医薬工業発展大会張江協同新たな質の発展フォーラム」で、「浦東新生命科学産業サービスエコマップV1.0」が初めて発表された。同マップはサービスチェーン及びスペースチェーンの全ライフサイクルに基づく専門技術サービス機関、企業、担い手を集結させ、細胞・遺伝子治療、合成生物学、人工知能(AI)創薬などの先端・新興分野をカバーしている。現在すでに第1陣となる400社以上のサービスエンティティが集結している。マップは産業チェーンの全ライフサイクル発展段階を横座標とし、技術によるエンパワーメント、融合によるエンパワーメント、スペースによるエンパワーメントの3大要素を縦座標とし、浦東生命科学産業サービスエコシステムの全貌を描き出している。
同フォーラムでは、ブレイン・マシン・インタフェース、核医薬品、AIスマート医薬品、バーティカル大規模言語モデルなどの先端技術・新興分野に焦点を当て、複数の出席者が成果と見解を共有した。
同フォーラムは2024中国医薬工業発展大会及び上海国際バイオ医薬品産業ウィークの一部。上海市の2023年のバイオ医薬品産業規模は前年比4.9%増の9337億元(1元は約21.3円)に達した。工業の総生産高は19年の1319億元から23年の1860億元に着実に増加し、複合年間成長率は9%。上海国際バイオ医薬品産業ウィークは21年から連続的に開催されており、上海のバイオ医薬品の世界的な影響力を持続的に高めている。
出典:「上海浦東、生命科学産業サービスエコマップを発表」(人民網日本語版)