多国籍企業が浦東に根ざし 産業チェーン・サプライチェーン・イノベーションチェーンのグローバル展開を加速
先日、多国籍企業のシュナイダーエレクトリックがEcoFit™低圧配電中国イノベーションセンターを浦東に開設したと発表した。さらに、もう一つの多国籍企業であるカールツァイスも、リニュアルされたツァイス中国カスタマー体験センターを外高橋でオープンした。
浦東は世界で最も投資価値のある発展の沃土であり、ますます多くの外資プロジェクトを引き寄せている。多国籍企業はモデル転換の好機を捉え、中国市場に深く根ざしながら事業レベルを一層高め、産業チェーン・サプライチェーン・イノベーションチェーンのグローバル展開を加速させ、牽引区の建設に強力な原動力を注いでいる。
魅力的な投資の地である浦東において、多国籍企業はグリーン化・デジタル化・インテリジェント化という転換のトレンドを的確に捉え、絶えず事業レベルの向上を加速している。
中国市場に根を下ろして38年、シュナイダーエレクトリックは「中国中心」戦略を一貫して強化し、研究開発投資を継続的に拡大し、サービス体系の高度化と革新を推し進めている。
(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)
今回浦東に新設されたEcoFit™低圧配電中国イノベーションセンターは、「中国中心」戦略を深化させる最新の成果である。同センターは、低圧配電機器の製造を担うシュナイダーエレクトリック上海康橋工場を拠点とし、研究開発と生産能力を融合させることで、製品開発と資源利用の効率的な相互補完を実現した。低圧機器の適合改造に向けて、設計・ソリューション開発から製造・納品に至るまでのエンド・ツー・エンドのサービスを提供していく。
シュナイダーエレクトリックと同様に中国市場に深く根ざし、浦東を好むのが、光学・オプトエレクトロニクス分野の世界的リーディングカンパニーであるカールツァイスである。ツァイス中国カスタマー体験センターは、ツァイスグループの全事業部門の技術資源を統合した世界唯一の顧客体験センターとなっている。今回リニューアルされた同センターは、医療技術、半導体製造技術、研究用顕微鏡ソリューション、産業用品質ソリューション、コンシューマー光学など、ツァイスのすべての事業分野をカバーしている。
さらにツァイスは、中国カスタマー体験センターは先端技術の展示に注力するだけでなく、実践的なシナリオを通じて企業・大学・研究機関との深い協力を推進していくことを明らかにした。ツァイス大中華区の最高財務責任者兼臨時総裁であるAxel Christian氏は「科学技術力で現地のイノベーションエコシステムを支えるという理念を堅持している。そのため、ツァイス中国カスタマー体験センターは、科学教育の重要な拠点となることを目指している。多角的な科学教育の実践を通じ、このプラットフォームの強みを十分に発揮し、より多くの青少年にプラスをもたらし、次世代の研究人材を育成していく」と述べている。
(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)
ツァイスは今後も現地イノベーションへの投資を一層強化し、中国のパートナーとの緊密な協働を基盤に、科学研究・ハイエンド製造・医療技術などの分野の発展を積極的に支援し、パートナーとともに新たなイノベーションの道を切り拓いていくとしている。
出典:WeChat公式アカウント「浦東発布」