2025浦東航運ウィーク 3つの注目ポイント
浦東は上海国際輸送センターの中核エリアであり、浦東航運ウィークはすでに中国と世界をつなぐ架け橋となっている。「2025浦東航運ウィーク」は12月1日から6日まで開催され、世界の航運分野のトップ人材が集結し、計40件のイベントが行われる予定である。
2023年に初めての共催を果たしたのに続き、「浦東航運ウィーク」は今回も「中国国際海事会展」とタッグを組み、資源の相乗効果を発揮し、「知」と「力」を共有し、お互いに力を与え、国際的な海事・航運事業のさらなる発展を後押しする。
「青い海に境界なし、航運の新未来を共に築く」をテーマにした「2025浦東航運ウィーク」は「1+1+X+N」、つまり1つの開幕式、1つの国家テーマデー、複数の商談会や並行フォーラム、さらに数十回の企業・団体が自主企画するイベントで構成される。
(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)
今回の航運ウィークには3つの大きな注目ポイントがある。1つ目は、世界の航運業界のリーダーが一堂に会し、国際的な協力ネットワークが大きく広がること。2つ目は、「リーディング・ブランドイベント」の創出により、業界最前線の動向がより鮮明に示されること。3つ目は、航運分野の産業と金融の連携を強化し、新たな質の生産力の育成を加速させること。浦東の国際的な視野と質の高い発展成果を示し、グローバル航運業の発展に「浦東の知恵」を提供する。
現在、組織委員会は世界中の約20か国の有力航運企業と機関に招待状を送付しており、すでに積極的な回答が寄せられている。ボルチック国際海運協議会(BIMCO)、国際ドライカーゴ船主協会(INTERCARGO)、国際海上保険連合(IUMI)、DHLなど、20に及ぶ重要ゲストが出席を確定した。
特筆すべきは、主催者は航運企業の海外進出、航運貿易のデジタル化、航空と航運ハブの連動、ハイエンド航運サービス業など8件の「リーディング・ブランドイベント」を特別企画する一方で、30件を超える自主イベントが新たに加わっている点である。そのうち、初参加の「新パートナー」が主催するイベントが全体の7割を占め、低空経済、AI活用、グローバルサプライチェーン、越境物流など、注目のトピックが次々と登場し、複数の業界の融合や構造転換の特徴が見られている。
「航運ウィークは世界の航運関係者が集う場であると同時に、投資促進やビジネス商談の新プラットフォームでもある」と、区商務委員会(航運サービス弁公室)の関係者は語った。「航運金融やグリーンテクノロジーなどの国際的先端テーマに一層フォーカスし、浦東に高度な航運資源を集めていく。」