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浦東、世界に向けて「張江ファーマバレー」ブランドを発信 産業エコシステムプロモーション会を開催

上海浦東 2025-10-24

2025張江ファーマバレー産業エコシステム・グローバルプロモーション会が10月14日午後、張江科学会堂で開催された。上海国際バイオ医薬産業ウィークの重要なイベントの1つとして、数々の革新成果・革新施策・革新サービスが集中発表され、「張江ファーマバレー」ブランドの影響力と国際的認知度を一層高めた。

浦東は上海におけるバイオ医薬産業発展の主要拠点であり、長年の計画的な発展を経て、近年は産業の加速期に入っており、「張江ファーマバレー」は徐々に産業の象徴的存在となっている。世界初(First-in-class)、中国初(First-in-China)、臨床初(First-in-Human)といった「3F」革新製品が次々と誕生している。プロモーション会では、張江ファーマバレーの最新の革新成果が集中的に紹介された。

革新薬分野では、張江ファーマバレー発の1類国産新薬が累計29品目承認を受けている。革新医療機器分野でもブレークスルーが続き、累計38品目の革新医療機器が承認された。

「初の事例」「初の製品」が次々と生まれる中で、張江ファーマバレーはグローバル医薬品イノベーションの発信拠点としての地位がますます高まっている。2025年には、ロシュ、第一三共、ベーリンガーインゲルハイム、Genorなどの企業による4つの輸入革新薬が、研究開発・臨床試験・申請・市場投入を同時進行で実施する予定。これまでに計11品目のグローバル革新薬が中国市場に投入されている。

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(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)

プロモーション会では、「浦東新区ハイエンド医療機器産業全チェーン発展促進実施方案(2025–2027年)」が公表され、張江ファーマバレー総合サービスセンターが正式に開所した。さらに、研究成果実用化、機能性プラットフォーム、医療機器関連プロジェクトの契約も行われ、浦東のバイオ医薬産業チェーンの整備、エコシステムの高度化、人材集積、イノベーション活性化、研究開発効率の向上を一層後押しする。

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(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)

また、同日には浦東新区バイオ医薬産業発展専門家委員会の専門家任命式も行われた。
同委員会は2022年に設立されて以来、陳凱先院士をはじめとするトップクラスの専門家が参画しており、新たな任命を通じて、先端技術の戦略的配置、イノベーションエコシステムの構築、産業政策の策定などの面で浦東に知的支援を提供し、世界水準のバイオ医薬産業クラスターの形成をさらに加速させていく。

出典:WeChat公式アカウント「浦東発布」