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世界の革新的製品が集結、浦東の外資系企業が輸入博のチャンスを共有

上海浦東 2025-11-14

今回の輸入博で、浦東の外資系企業は、技術装備、医療機器・医薬保健、自動車などの展示館で大きな出展面積を占めた。

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(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)

技術装備展示エリアでは、世界のハイエンド装備と最先端技術が展示された。オムロングループは「新たな質の時代のオートメーション+」をテーマに、産業オートメーション、デバイス・モジュールソリューション、ヘルスケアの三大中核事業分野を出展した。スマート化応用に関する2つの初公開ソリューションが注目を集めた。

医療機器・医薬保健展示エリアには、世界トップレベルの医療技術が集結し、革新的な医薬品・医療機器の研究開発、バイオ医薬技術、分野横断的なデジタル診療などの最前線の成果を披露し、医療分野の新たな質の生産力発展を推進し、「健康中国2030」戦略の実現に貢献していた。

ファイザーは今回の輸入博で、7年連続出展期間中に誕生した17の製品を一挙に紹介した。また、世界初の急性片頭痛治療用点鼻薬「Zavzpret™」も初めて公開された。ファイザーのグローバル上級副社長兼中国区総裁のJean-Christophe Pointeau氏は、「輸入博は、中国が揺るぎなく高水準の対外開放を推進していることを示す生きた縮図であり、同時にファイザーが中国の医療健康エコシステムと深くつながり、患者の健康を守るための重要な架け橋でもあります」と述べた。

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(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)

シーメンス・ヘルスケアは、重症疾患の診断・治療分野の革新的な低侵襲装置「高速スペクトラム血管造影システム ARTIS icono ceiling Xpand」を発表し、2025年輸入博期間中にアジア初公開を果たした。

ネスレは、世界12カ国から100種類を超える製品を出展し、家庭の食生活から健康ケアまで多様なシーンを網羅する製品群を披露した。ネスレ大中華区董事長兼CEOのKais Marzouki氏は、「中国はネスレにとって世界で2番目に大きな市場です。ペット経済やシルバー経済、健康志向の高まりなどの新たなトレンドは、私たちに成長の機会をもたらしています」と語った。

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(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)

イケアは「Home Is More Than You Think(家は想像以上)」というブランドコンセプトをめぐり、消費財展示エリアに360平方メートルのブースを設けた。5年連続で輸入博でグローバル新品披露を行い、今回は中国の春節向けにデザインされた「FÖSSTA」シリーズを世界初公開した。イケア中国副総裁の阮林娟氏は、「輸入博に8年連続出展している『皆勤生』として、イケアはこの発展の機会に満ちた舞台を通じて、中国市場へ深く融合し、協力と開放を共に促進し続け、『中国とともに歩む』という理念を、実際の行動で示していきます」と述べた。

出典:WeChat公式アカウント「浦東発布」