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区内に完成機メーカー30社が集積 浦東のヒューマノイドロボット産業が本格的に量産段階へ

上海浦東 2026-04-02

現在、浦東ではヒューマノイドロボット産業の量産化・実用化が加速している。浦東にはエンボディドAI関連企業が100社以上集積しており、そのうち完成機メーカーは30社に達する。これまでに計25モデルのヒューマノイドロボットが発表され、2025年の販売台数は6000台を超えた。

関係者によると、浦東は上海におけるエンボディドAI産業の中核拠点として、整った産業エコシステムと先進的な技術力を基盤に、ヒューマノイドロボットの量産化・実装の「主戦場」となっている。競争力の高いリーディング企業が集まり、それぞれの強みを生かした協働的な産業構造が形成されつつある。

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(写真提供・WeChat公式アカウント「浦東発布」)

AI大規模モデルとエンボディドAI技術の融合により、ロボットは従来のようにあらかじめ設定された動作に従って動く段階から、環境を認識し、自律的に判断してタスクを実行する方向へと進化している。浦東のエンボディドAI企業も細分化された分野においてそれぞれ事業展開を進めている。例えば、傅利葉(Fourier)はすでに世界40以上の国・地域の約2000の機関や病院に製品・サービスを提供し、セラピストと患者双方を支援している。智元機器人(AGIBOT)は複数の代表的な応用シーンで実装を実現し、「ロボット・アズ・ア・サービス(RaaS)」のリースモデルを通じて、サービスネットワークを世界17の国・地域へと拡大している。

浦東では、ヒューマノイドロボット産業における「身体・頭脳・エコシステム」の三位一体による協働的発展が進められている。浦東新区科学技術・経済委員会によると、全産業チェーンの配置優位性を生かし、今後は技術イノベーション、プラットフォーム構築、応用シーンの拡充、エコシステム形成に重点的に取り組み、産業基盤の強化と成長エンジンの活性化を図る方針だ。具体的には、実環境での応用シーンの整備を加速し、エンボディドAIの工業製造、医療・ヘルスケア、商業サービスなどの分野での活用を強化するほか、トレーニング・テスト、パイロット検証、ファイナンスリースなどの機能プラットフォームの整備を推進する。また、上海具身知能産業基金やAIシード基金の活用を通じて、業界リーディング企業と連携して産業基金を設立し、ライフサイクル全体をカバーする資金支援体系の構築を進めるとしている。

出典:人民日報