【開発開放36周年】浦東新区、高水準の改革開放の新たな一章を切り拓く
1990年に開発・開放が始まって以来、浦東新区は36年にわたり困難を乗り越え、かつての農地から、機能が集積し、要素が揃い、施設が整った現代的な都市区画へと成長を遂げた。2025年、浦東新区の域内総生産は1兆8800億元に達し、上海市全体の約3分の1を占め、安定した経済成長の「基盤」とイノベーションの「原動力」としての役割を果たし続けた。

(写真・IC)
科学技術イノベーションの発信地:未来産業の主導権を掌握
上海市がグローバルな科学技術イノベーションセンターを構築する上での主戦場として、浦東新区はイノベーションチェーンと産業チェーンの深い融合を加速させている。2025年、浦東新区の集積回路、バイオ医薬品、人工知能(AI)という3大先導産業の総規模は前年比8.3%増の9700億元に達した。
特定の分野では、浦東新区では世界をリードする数々の革新的な成果が生まれている。バイオ医薬品分野では、新型遺伝子編集技術に特化したバイオ医薬品テクノロジー企業「正序生物」(Correctseq)が開発した塩基編集薬「CS-101注射液」が、世界で初めて臨床段階に入った体外塩基編集薬となった。ブレイン・マシン・インターフェース分野では、低侵襲型ワイヤレス・ブレイン・マシン・インターフェースの研究開発に特化したハイテク企業「博睿康医療科技」(Neuracle)が、世界で初めて侵襲型ブレイン・マシン・インターフェース医療機器の登録証を取得した。エンボディドAI分野では、スマートロボット企業「智元機器人」(AgiBot)は革新的な「加速」を実現し、わずか3ヶ月で生産・販売台数が5000台から1万台へと倍増した。現在、浦東新区では、科創板(ハイテク新興企業向け市場)に上場した企業は累計53社に達している。ハードコア産業クラスターの育成も着実に進められている。
ハブ機能強化:制度型開放の新たな拠点を構築
開放は浦東新区に生まれながらに備わっている「遺伝子」である。「世界初、国内唯一」の「東方ハブ国際商務合作区」を基盤として、浦東新区は強力なグローバル資源の集積力を発揮しつつある。海外の来場者は「飛行機を降りたらすぐに展示会場へ」というタイムラグのない体験を楽しむことができる。招待された外国人はビザなしで入区し、30日間滞在することができる。サービス貿易の分野でも、浦東新区は全市をリードしている。2025年、同区のサービス貿易の輸出入総額は1210億2000万米ドルに達し、上海市全体の50%以上を占めた。最新の計画によると、浦東新区は2028年までにサービス貿易の規模を1400億米ドルに拡大し、中国が世界とつながるための中心的なハブとなるという目標を掲げている。現在、浦東先導区の建設をはじめとする国家戦略任務の全体的な実施率は95%を超え、累計170件の成功事例が全国で導入・普及されている。
「第15次五カ年計画」という新たな段階に踏み出すにあたり、浦東新区は闘志あふれる精神で難題に果敢に挑み、4つの戦略的アップグレードを通じて、現代化建設のレベルを全面的に引き上げる。
空間の高度化:陸家嘴、張江、金橋などの重点機能エリアの構造転換を推進し、世界的に認知される産業ランドマーク群を形成する。
イノベーションの高度化:「揭榜挂帥」(応募側の出身を問わない公募型制度)プラットフォームをアップグレードし、「概念実証」から「産業化」に至る全プロセスの連携を強化する。
政策の高度化:1000億元規模の産業誘導基金を拡充し、資金調達の課題を解決する。この1年間で、80社以上の優良企業に的確な投資を行ってきた。
サービスの高度化:企業の現地進出を全面的に支援し、中国企業の「海外進出」拠点を構築する。
2030年までに、浦東新区はより開放的で革新的、かつ文化豊かで美しく、スマートな社会主義現代化のモデル地区として発展し、中国式現代化に向けた「浦東モデル」をより多く打ち出す。
出典:新華毎日電訊
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