「トゥモローシティ・上海2026」が閉幕 浦東新区が海外協力ステーションの設置を推進
9月22日~26日、「トゥモローシティ・上海2026」(Tomorrow.City Shanghai 2026、TCS 2026)が上海市浦東新区で開催された。本大会には、世界40カ国・地域から130以上の代表団、500名以上の政財界リーダー、100社以上の中国企業が参加した。政府や企業の代表者、国際機関の責任者、そして中国国内外の専門家や学者が一堂に会し、スマートシティの構築とデジタルトランスフォーメーション(DX)について議論を交わした。
本大会では、「2026年に世界中の都市が直面する課題・機会リスト」が発表された。このリストには、東南アジア、ヨーロッパ、中東、中南米などの地域から、160件以上の都市開発・協力に関するニーズが掲載された。人工知能(AI)、デジタルガバナンス、スマート交通、グリーンエネルギー、スマート水管理、資源循環、公共サービスなど、幅広い分野をカバーしている。「トゥモローシティ・コミュニティ――デジタルトランスフォーメーション・グローカリゼーション(GLOCAL)協力イニシアチブ」が同時に発表された。上海市浦東新区は今後、マレーシア、タイ、オマーン、欧州都市連盟、アルゼンチンなどのパートナー機関と連携し、第1弾となる海外協力ステーションの設置を推進する。大会の閉幕時点で、計163件の需給マッチングが成立し、54件の協力意向がまとまり、3件の協力覚書が締結された。

「トゥモローシティ・コミュニティ――デジタルトランスフォーメーション・グローカリゼーション(GLOCAL)協力イニシアチブ」および「2026年に世界中の都市が直面する課題・機会リスト」が発表された。(写真提供・WeChat公式アカウント「TomorrowCity」)
都市開発における実際のニーズを踏まえ、本大会では、国際特別ラウンドテーブルフォーラム、シティショー・国際都市の課題・機会発表会(City Show)、海外プロジェクト非公開会議、トゥモローシティマーケット、都市視察などのプログラムが展開された。海外都市やプロジェクト機関と中国企業が具体的なユースケースに基づいて協力を進め、中国のスマートシティ技術やノウハウ、ソリューションと海外都市のニーズを的確に結びつけ、その実用化を促進した。

「トゥモローシティ・上海2026」ハイレベルな円卓対話(写真提供・WeChat公式アカウント「TomorrowCity」)
開会式では、バルセロナ市のジャウメ・コルボニ市長(Jaume Collboni)がビデオメッセージを寄せた。今年、上海市とバルセロナの友好都市提携が25周年を迎えるにあたり、同氏は、「パートナーシップを深化させ、協力と相互学習を堅持してこそ、世界中の都市が直面する共通の発展課題に対応する力を結集することができるのだ」と述べた。
大会期間中、「世界スマートシティ賞・一帯一路地域」の授賞式が併せて開催された。開会式では、まず「リーダーシップ賞」の受賞者が発表された。同賞は「変革者」「エンパワーメント推進者」「リーダー」など7つの部門で構成され、都市の変革と地域間協力を推進する先駆者を表彰する。アルゼンチン、ニュージーランド、ブラジルなど7カ国の代表者が受賞した。9月23日、「世界スマートシティ大賞・一帯一路地域」の企業賞、製品賞、プロジェクト賞が正式に発表され、複数の国・地域から企業、製品、プロジェクトが表彰された。これにより、スマートシティ構築やデジタルトランスフォーメーションにおける「一帯一路」参加国・地域の革新的な取り組みが集中的に紹介された。

「世界スマートシティ賞・一帯一路地域 リーダーシップ賞」授賞式(写真提供・WeChat公式アカウント「TomorrowCity」)
9月25日~26日、「Tomorrow.City Journey」上海都市視察ツアーが開催され、大会の舞台を都市の現場へと広げた。さまざまな国・地域の政府と企業の代表者は、上海市グリーンモビリティ統合プラットフォーム「随申行」、浦東空港生ごみ処理センター、自動運転技術企業「小馬智行」、時間・空間AIとデジタルツインに特化したハイテク企業「維智科技」などの都市向け応用シーンを訪問し、デジタルモビリティ、自動運転、スマート環境保護などの技術が都市運営においてどのように活用されているかを現地で視察した。
出典:WeChat公式アカウント「TomorrowCity」
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